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​パート・ド・ヴェールについて

​パート・ド・ヴェール技法とは

《ウィキペディア フリー百科事典より》

ガラス工芸の一種。

ガラスの粉末を型の中で熔融して成型するガラス工芸の技法のひとつで、フランス語

「ガラスの練り粉」を意味する。

「パート」は本来焼き物用に練った土を指す言葉で、まず粘土ワックス等の素材で作品の原型

となる塑像を作り、それをもとに耐火石膏などで鋳型を作って様々な色のガラスの粉に糊を加えて練った

もの(ヴェール)を詰め、そのまま窯の中で焼成して、冷えたあと鋳型から取り出し表面を研磨して

仕上げるもので、陶磁器とガラス双方の長所を備えた中間的製法とされている。

             

​パート・ド・ヴェールを簡単に説明すると・・・鋳造です

金属の鋳造と異なって、パートドヴェールは、粉砕した冷たいガラスを型に詰めて、型ごと窯に入れ焼成してガラスを溶かします。

​粘土原型を作る → 耐火石膏で型を作る → 型にガラスを詰める → 焼く → 石膏型を外す → 磨く

​とても原始的な単純な技法だと思います。粘土などで作ったものが、そのままガラスに

置き換えられる・・・魔法のようです。が、工程が長いので気の長い人向きでしょうか?

​私のパート・ド・ヴェールの特徴は、

1、粘土で原型を作る 2、色 3、ガラスにみえない質感 

ガラスらしくないところが特徴です。

ガラスは透明で緊張感のある鋭い冷たい印象ですが、こんなガラスもあるんですよ!

​安藤ひかりの制作風景

​『ひまわり』の制作工程動画です

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